一龍斎春水が未来につなぐ「金子みすゞ伝」

「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」「星とたんぽぽ」̶̶童謡詩人金子みすゞの作品は、子どもから大人まで、たくさんの人に知られています。しかし、約40年前までは、ほとんど知られることのない存在でした。
1982年6月20日、矢崎節夫は16年におよぶ金子みすゞを探す旅の末、実弟上山雅輔から、3冊の遺稿手帳を受けとり、1984年『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版しました。みすゞの甦りと広がりはここから始まったのです。
一龍斎春水は、みすゞの童謡や矢崎の書いたみすゞの評伝に感動し、2007年より、自身の手による新作講談「金子みすゞ伝」を読みつづけています。
この講談を、そしてみすゞさんの精神を、未来に手渡していきたい――手帳が託された6月に毎年「金子みすゞ伝」を読み、みすゞさんを語る仲間を増やしていこう。
『金子みすゞ全集』発行40周年の今年は、その頃からみすゞの詩に曲をつけて歌いつづけるシンガーソングライター・吉岡しげ美を迎え、講談と音楽のコラボレーションをお楽しみいただきます。

一龍斎春水が未来につなぐ「金子みすゞ伝」

2024年6月12日(水)

昼の部 13時30分開演 / 夜の部 18時30分開演
(各回、開場は開演の30分前)

会場:文京シビックホール・小ホール

住所:東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター2F

▶️東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅直結
▶️都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅直結
▶️JR中央線・総武線水道橋駅徒歩10分

料金

全席指定 3,000円

出演

講談 一龍斎春水(講談師)
作曲・ピアノ弾き語り 吉岡しげ美
お話 矢崎節夫(童謡詩人・金子みすゞ記念館館長)
一龍斎貞奈 一龍斎貞介 阿部詩央

金子みすゞ甦りの伝承実行委員会

チケットのお申し込みは、お問い合わせフォームにて承ります。

昨年、新聞に掲載された記事です。